忍びイロハは、四十九の記号からなりたっています。
天地の構造を五元素とする五行説と人間を組み合わせた、
木・火・土・金・水と人・身の七字を記号の一分
(漢字のへんにあたる部分)にし、
それらに、色を配合して記号を作り出しています。
右上から下に順に、「いろは」を配当していくと、
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむういのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
えひもせすん
最後の「身+紫」を残して全て置き換えられます。
残った「身+紫」 に「。」 と「、」 を配すると
全て埋まります。
「いろは」をあてはめたのは、はじめの一行だけ
青・黄・赤などの色の名前でなく、色(いろ)
なので、読み出しを暗示していると思われ、
読み方の基本になると思われます。
しかし、暗号なので、それぞれの忍者集団で違いを出さないと
暗号の意味がなく、右上から左へ「いろは」と読んだり
集団ごとに読み方が異なり、その集団以外の部外者がそれを
解読することは不可能に近い。
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